1.たまねぎ(ねぎ類)
ネギ類は大変危険!「アリルプロピルジスルフィド」という成分が、貧血・血尿・嘔吐などを引き起こします。
にらやにんにく、ねぎもNG。料理するときに落とさないように気を付けましょう。
2.チョコレート
チョコレートの原料であるカカオに含まれる「テオブロミン」という成分が、猫の中枢神経を刺激し、下痢・嘔吐・痙攣などの中毒症状を引き起こしてしまいます。
カカオが原料のココアも要注意です。
3.アボカド
アボカドに含まれる「ペルシン」という成分は、殺菌作用があり人間には無害ですが猫にとってはかなり有毒です。
え、だってアボカド入ってるキャットフードもあるのに?と思う方もいますよね。
実はアボカドは種類が多く、1,000種類以上あり、国によって流通しているアボカドが違うらしいです。
アメリカで作られているペットフードはペルシンの含有率の低いアボカドが使われているようです。
4.ぶどう・レーズン
ぶどうのどの成分が中毒に繋がるのかは今も研究が進められている途中ですが、少量でも肝臓に支障をきたす危険性があります。
たとえばレーズンパンなど、葡萄やレーズンが入った加工品にも気を付けるようにしましょう。
5.生の魚介類(ものによる)
「チアミナーゼ」というビタミンを分解する酵素を含んでいるので、ビタミンB1欠乏症になり、重度の場合は意識障害などを引き起こす可能性があります。チアミナーゼは加熱することで機能を失います。
カンパチ・サケ・タイ・マグロは生でもOK。えび・イカ・カニは生危険。貝類は加熱したとしてもNG。
6.牛乳(生クリームも)
人用の牛乳には乳糖という成分が含まれていて、乳糖不耐症の猫ちゃんは下痢などを引き起こしてしまう場合があります。
ねこちゃん用の牛乳がおすすめです。
ねこちゃんの健康のために大切なこと
ねこが食べてしまうと危険な食材は他にもたくさんあります。基本的には人間の食べ物を与えることはあまりよくないと思いますが、一緒に美味しい食べ物を食べたい時もありますよね。
そんなときは必ず「しっかり調べてから与える」ようにしましょう!