体型をカバーする服を着ると、太って見えるし野暮ったくなるのが嫌…。
気になる体型を隠すために、オーバーサイズのトップスや、ストンとしたシルエットのワンピースなど「体型カバー」ができる服を選びがちですが、逆に太って見えたり垢ぬけない印象になりがち。
痩せて見える着こなしをするには「痩せて見える服を、着痩せテクニックを使って着こなすこと」が大切です♪
- 痩せ見えするデザインが豊富なブランドを選ぶ
- 着痩せテクニックを使って着こなすこと
今回は②の「着痩せテクニック」を、体型カバーをしたい人がやりがちなNGコーデと合わせて解説します!
痩せ見えアイテムが豊富なブランドについては以下にまとめたので、気になる人はチェックしてみてね♪
痩せ見えすると勘違いしがちの服!NG/OKコーデ
痩せ見えコーデのポイントは「痩せて見える服を、着痩せテクニックを使って着こなすこと」が大切。以下では、体型カバーのためにやってしまいがちなNGコーデと、NGコーデを改善したOKコーデを紹介します。
今回ご紹介するコツを意識することで、お買い物をする際の商品の選び方やコーデが変化して、スタイルの見え方も大きく変わるはず。
体型の魅力を引き上げてくれる着こなしを見つけてくださいね◎
やりがちNGコーデをOKコーデにするコツ
コーデ1.オーバーサイズトップスで上半身をカバーする方法
【NG】そのまま着るとメリハリがなく余計に大きく見える…
体型が隠せるから…と、つい選んでしまいがちなオーバーサイズトップス。そのままざっくり着てしまうと、メリハリのないシルエットが上半身を大きく見せてしまいます。
アイボリーの色も、ルーズな雰囲気によって、肌着のような印象に…。
脚のラインがくっきりとわかるパンツも、下半身が膨張して見えてしまう原因です。
明るいカラーのデニムをチョイスすることで全体的に野暮ったくなり、着太りの原因になってしまいます。
【OK】切り替えデザインを使って上半身をコンパクトに!
着用トップス:ギャザーフリルTシャツ/Pierrot(ピエロ) |
着用パンツ:リネンライクマリンパンツ/Pierrot(ピエロ) |
着用バッグ:太ショルダー付バッグ/Pierrot(ピエロ) |
着用シューズ:ストラップサンダル/Pierrot(ピエロ) |
ゆったりとしたトップスで痩せて見える服装を作る場合は、切り替えが入っているデザインがおすすめ。切り替えよりも上の部分が上半身として認識されるので、コンパクトに見せてくれます。ほどよく広がるフリルが、気になるウエスト周りをカバー。フリル袖も、二の腕をしっかりと包んで華奢に見せてくれます。
トップスがふんわりしているので、ボトムスは直線的なシルエットを選ぶとスッキリとした印象になりますよ。ボックスシルエットのマリンパンツは、ほどよくゆとりのあるデザイン。ハリのある生地なので、脚のラインが響きません。
センタープレスが、脚の形を縦長に導いてくれるポイントです!
コーデ2.ストンとしたシルエットのワンピースで縦ラインを作る
【NG】ストレートだとバストや腰周りの肉感を拾い寸胴に見える…
サラリと着れるTシャツワンピースは、ストンとしたシルエットで体型が響かないと感じますが、バストや腰回りに肉感がある方は要注意!Tシャツ生地が身体にフィットして、体型がシルエットに響いてしまいます。
アクセサリーなどアクセントになるアイテムもないので、さらに部屋着感が…。
【OK】ギャザーや切り替えのあるものでメリハリを!
着用トップス:シルクタッチニット/Pierrot(ピエロ) |
着用ワンピース:デザインマーメイドワンピ/Pierrot(ピエロ) |
着用シューズ:華奢トングサンダル/Pierrot(ピエロ) |
着用バッグ:スクエアハンドバッグ/Pierrot(ピエロ) |
「のっぺり感」は着痩せの大敵。シンプルなワンピースを痩せて見える服に変えるには、メリハリを意識することが大切です。ウエスト部分にギャザーが入っているデザインや、切り替えの入ったデザインを選ぶと、着るだけでメリハリが生まれますよ。収縮色である寒色系のカラーをチョイスして、さらに全身をほっそりと見せています◎
肩掛けしたボーダーのニットは、体型から視線を逸らすために効果絶大なアイテム。
コーデのアクセントにもなって、リラックス感溢れるおしゃれなスタイリングが完成します♪
コーデ3.ノースリーブで気になる部分はあえて出す
【NG】肩が出過ぎるデザインだとガタイがよく見える…
暑い季節の必需品「ノースリーブトップス」は、袖口のデザインによっては二の腕を強調してしまいがち。たとえば肩と脇がしっかりと見えるデザインのアイテムは、がっちりした印象を与えます。また、身体にフィットするデザインのノースリーブは、ボディラインの肉感を拾うので、上半身全体がふっくらと見えてしまいます。
ウエスト周りにギャザーが寄ったスカートも、お腹周りがぽっちゃり見えてしまうアイテムです。
【OK】プラスワンして肩回りの露出をおさえる
着用トップス:リネンライクVネックノーカラージレ/Ur’s(ユアーズ) |
着用トップス:リブニットキャミソール/Ur’s(ユアーズ) |
着用スカート:リネンライクシガレットスカート/Ur’s(ユアーズ) |
ノースリーブなど露出が高いアイテムを着るときは、ジレやカーディガンをプラスワンすることが、痩せて見える服装のコツ。
鎖骨が見えるブルーのキャミソールは、デコルテ周りを華奢に印象付けています。キャミソールを一枚で着ると肉感が目立ってしまいますが、ノースリーブのジレを羽織ることで肩や脇をカバーできて、腕全体がすっきりとした印象に。さらにネックレスやブレスレットをアクセントにつけることで、二の腕から視線を逸らしましょう!
ジレがミドル丈なので、バランスを取るためにボトムスには縦長なアイテムを選びましょう。ボディラインが響かないIラインシルエットのロングスカートや、センタープレス入りのワイドパンツを選ぶのが、すっきり仕上げるポイントです!
痩せて見える服に関するQ&A
- 年齢によって痩せて見える服も変わってくるの?
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30代
30代は、仕事や育児、家事などで忙しい毎日を過ごす人が多い年齢。アクティブに動けることや、TPOにあわせた着こなしは守りつつ、体型カバーすることが大切です。
シャープなデザインで縦のラインを強調したり、鮮やかな色をアクセントにして気になるパーツから視線を逸らしたりと、視覚効果によって痩せて見える服を取り入れると、スタイリッシュな細見えが叶いますよ。
40代
40代は、体型に変化があらわれる時期。気になるパーツをそれぞれカバーするよりも、全体のシルエットを意識して痩せて見える服をチョイスするのが正解です。
たとえば、下半身のボリューム感が気になる場合はAラインシルエットを意識しましょう。上半身が気になる人は、ウエストにくびれのあるXラインがおすすめです。全身をほっそりと見せるなら、Iラインシルエットで縦のラインを強調しましょう。
50代
50代は、シニア感がでない着こなしを意識したい年齢です。地味に見えたりカジュアル過ぎる服装は老けて見えるので、アウターや小物使いで華やかさをプラスしましょう。
痩せて見える服には、ジャケット・カーディガンなどのアウターがおすすめ。ボディラインを隠しつつ品のいい印象を与えてくれます。
ほかにも、スカーフやストールを積極的に身に着けると、気になるパーツから視線を誘導できておすすめです。
- 膨張色は太って見える?なるべく避けるべき?
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一般的に膨張色と言われる色でも、取り入れ方によっては「痩せて見える服」に様変わりします!
たとえば、パステルカラーのような淡い色は膨張色ですが、トップスとボトムスを同系色で揃えると、縦のラインが強調されるので、すっきりと見えますよ◎
【所有資格】
A・F・T 1級色彩コーディネーター(文部科学省認定 色彩能力検定 1級)
東京商工会議所2級カラーコーディネーター
日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー
日本パーソナルカラリスト協会 パーソナルカラー検定®2級
全国カラービジネス協会代表
日本色彩学会正会員
国際カラーデザイン協会 カラーデザインマスター
国際カラーデザイン協会 パーソナルスタイリスト
準パーソナルヘアカラー診断士