【原因と対策】足が短い大人女子のための脚長魅せのコツからおすすめコーデまで徹底解説

なぎさ

可愛いアイテムも足が短くてうまく着こなせない…

EMI

足が短くても「全身のバランスを考えてコーデ」すれば、好きなアイテムも着こなせるよ♪

足を長く見せることは意外とかんたんで、結論「全身の重心を引き上げること」で脚を長く印象付けられます！これは、重心が上がると胴体の面積が短く、脚の面積が長く見える錯覚によるもので、単純に感じますが効果は抜群です。

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今回は、脚を長く美脚に導く着こなしのコツや、アイテム別のおすすめコーデまで詳しく解説します♪

監修者

カラー＆イメージコンサルタント染川 千惠

株式会社スタイルクリエーション代表。業歴16年／色彩理論研究19年。指導人数は累計40,000人以上。過去、民間企業に3社勤め、独立後に株式会社スタイルクリエーション及び一般社団法人設計カラーコンサルタント協会を設立。理論性の高いファッションコンサルティングで、確実な美とオシャレに導く。

【所有資格】
A・F・T 1級色彩コーディネーター(文部科学省認定 色彩能力検定 1級)
東京商工会議所2級カラーコーディネーター
日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー
日本パーソナルカラリスト協会 パーソナルカラー検定®2級
全国カラービジネス協会代表
日本色彩学会正会員
国際カラーデザイン協会 カラーデザインマスター
国際カラーデザイン協会 パーソナルスタイリスト
準パーソナルヘアカラー診断士

 株式会社スタイルクリエーション

 出版書籍：色彩の力“売れる”は色でつくれる 染川千惠

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ガイド

元アパレル店員EMI

大手モール内のアパレル店員経験。身長154cmで低身長を生かした大人カジュアルやきれいめカジュアルの提案が得意♪トレンド情報やコスパの良し悪しの見分け方など服に関することは何でもお任せ！現在はデザイナーになるため勉強中！

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【原因】短足に見えてしまう5つの原因

おしゃれをしても短足に見えてしまう原因は「全身のバランスが取れていない」ことが原因です。

全身のバランスが悪く感じてしまう原因は、主に5つあります。自身のコーデに当てはまる箇所がないか、まずはチェックしてみましょう！

原因1．お尻の位置がわかる

「お尻の位置が1cm上がると足が3cm長く見える」といわれるほど、お尻の位置と脚の長さには深い関係があります。これは人間の目の錯覚によるもので、お尻のトップから下を「脚」として認識することによって起こります。

そのため、加齢やお産の影響でお尻の位置が下がってくる大人世代は、必然的に後ろ姿が短足に…。とくに、スキニーパンツやペンシルスカートなど、お尻のラインが顕著に現れるアイテムは、脚を短く見せてしまいます。

原因2．脚の付け根の位置がわかる

脚の付け根とは、脚の始まる位置のことを指します。

そのため、脚の付け根が見えるコーデの場合は、脚の短さが明確にわかってしまいます。

たとえば、ワイドパンツなどの「わたり幅が太い」パンツは、履いたときに内股部分の布の重なりによって股下の長さが目立ちません。一方で「わたり幅が狭い」スキニーなどのパンツは、付け根の位置がはっきりと見えるため、脚の短さを強調してしまいます。

原因3．胴と脚の比率が悪い

胴が長いと、足が短く見えます。

一見、当たり前のように感じますが、実際は胴が長くなくても「胴長」に見えてしまうため、注意が必要です。

たとえば、なで肩だったり、ウエストのくびれ位置が低い場合には、どうしても胴体が間延びして長く見えてしまい、相対的に足が短く感じてしまいます。

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上半身はコンパクトにまとめるように意識しましょう！

原因4．脚で切り替わるところが多い

人は同系色の部分を「ひとつ」として認識するため、ボトムス＋ソックス＋シューズを同じ色で揃えると、つながっている部分をすべて「足」としてとらえて足が長く感じます。

そのため、アンクル丈のボトムス＋素足＋ソックス＋シューズというような、足というひとつのパーツに対して切り替えが多いコーデをする場合、それぞれの色が異なると、視線が分断されて実際よりも脚が短く感じてしまいます。脚を長く見せたい場合には、下半身の配色は意識したほうがベターです！

原因5．下半身に目がいってしまうコーデ

下半身に視線が集まると、脚の短さが目立ちやすくなります。

たとえば明るい色・派手なプリント・裾にボリュームがあり過ぎるボトムスは、視線を下半身へ誘導してしまうため、注意しましょう！

目立つボトムスをコーディネートをする場合には、さらに明るい色のトップスを合わせたり、小物や羽織りもので視線を逸らす着こなしが必要になってきます。

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下半身の太さが気になっている人は、こちらの記事も参考になりますよ。

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【解決法】短足見え回避！脚長に魅せるコーデのコツ

脚を長く魅せるために大切なことは、足だけにフォーカスするのではなく、「身体全体のバランスを整える」ことがコツ。脚の長さによって重心が下がりぎみの体型を、着こなしによって重心を上げましょう！

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3つのコツを意識すれば、短足見えを回避できるだけでなく、一気におしゃれな印象にアップデートできますよ◎

コツ1．ウエストの位置を高くみせて脚長効果を狙う

ウエスト位置を高くすると、抜群の脚長効果が期待できます！ウエストの位置を高く見せる方法は以下の4つ。

短いトップスを着ると、胴の長さが短く、脚の面積が大きく見えます。着丈が短い分インナーが見えてしまいがちなため、ボトムスにはハイウエストのアイテムを選んでくださいね◎ボトムスとの相乗効果で、さらにスタイルアップが狙えますよ。

着丈の長いトップスの場合は、裾をボトムスにインする着こなしが腰高に見えるコツ。上半身がコンパクトにまとまって足が長く見えるだけでなく、今っぽい雰囲気になりおしゃれさがアップします！

お尻周りが見えることに抵抗がある方は、カーディガンなどのアウターを重ねましょう。お尻が隠れるくらいの丈感であれば、体型をカバーしつつも、脚の短さを目立たせません。

シルエットにメリハリのないワンピースやロングシャツを着るときは、ベルトを使って、実際のウエストよりも上の位置でブラウジングして、脚をすっきりと長く見せましょう。

コツ2．縦のラインを強調して細長シルエットをつくる

縦のラインを強調したコーディネートで脚を細長く見せるシルエットを作れば、スタイルアップして見えますよ。縦のラインを取り入れるには、大きく分けて2通りの方法があるため、それぞれ解説していきます。

Iラインを意識したスタイリング

Iラインシルエットとは上半身と下半身を同じボリューム感にする着こなしのことを指しますが、脚を長く見せたい場合は、着丈の長いアウターを羽織ってIラインをつくるのがおすすめです。

ロング丈のカーディガンやジレなどを羽織るだけで、全身の縦ラインが引き立って、細長なIラインのシルエットになります。気になるお尻の位置や、脚の付け根も隠せておすすめですよ。

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足元にヒールのあるシューズを合わせると、さらにスッキリとした印象になるのでおすすめです♡

とくに下半身のカラーを合わせることで脚が長くみえる

ボトムスからシューズまでのアイテムを同じカラーで統一すると、ウエストからつま先までがつながって見えて、脚を長く見せられます。

アンクル丈のパンツやスカートを履いたときに素足が見えてしまう場合は、タイツを履いて足とシューズのカラーを合わせましょう！

タイツが履けない夏場などは、ヌーディーなベージュのパンプスやクリアなサンダルを履くと、素足とシューズがつながって、同等の脚長効果が期待できますよ♪

コツ3．上半身に小物を加えて脚から視線をそらす

気になる足から視線を外すために、上半身にアクセントを加えましょう。足から上半身へと視線を誘導するおすすめの方法は、主に2つあります。

トップスに明るい色をチョイスする

人は、反射的に明るいカラーに目が行きます。トップスに明るい色味を着るだけで、視線を上へと誘導できますよ。反対に、ボトムスに暗いカラーを選ぶと、さらに上半身へと視線が集中して、脚の短さに注意がいきにくくなります。

フリル付きなど目立つデザインのトップスや、首回りが詰まったタートルネックなどのアイテムも、コーディネートの重心を上げて視線を上半身へと誘導してくれるので、おすすめです！

帽子やアクセサリーなどのファッション小物を加える

帽子・ネックレス・イヤリングなど、足から離れた部分に小物を取り入れることで、下半身から視線を逸らすテクニックです。簡単に取り入れられて、コーデが華やかになりますよ。

リュックやトートバッグなどの大きくてカジュアルなアイテムよりも、小ぶりのショルダーバッグやハンドバッグが、重心を高く見せられておすすめです。

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【補足】足元は3〜7cmのヒールで脚の長さをプラスするのがおすすめ

ヒールのあるシューズを履くと、実質的に股下が長くなる効果ももちろんありますが、パンプスやサンダルから見える脚の甲が、脚の肌面積を広げて長見えする、視覚的な効果も大きくあります。

ヒールが1cmほどのフラットなパンプスの場合でも、履いたときに正面から脚の甲が見えるだけで、スタイルアップして見えますよ。

大人世代におすすめのヒールの高さは、3〜7cmほど。3cmだと歩きやすく、どんなスタイリングにも馴染みます。7cmのヒールはレディライクなスタイルにぴったり。女性の脚をきれいに見せられます。

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ハイヒールが苦手な方は、厚底のスニーカーやブーツで取り入れてみてくださいね◎

【トップス編】足が短い人の着こなしポイント

【トップス】足が短い人のアイテム選びのコツ

脚を長く見せるには、全身のバランスをよく見せるアイテム選びがとても重要です！

「トップスの丈を、つま先まで含めた下半身の約1/3のバランスに抑える」ことが脚長に見えるバランスのコツです。トップスの「丈感」を重視して、美脚バランスを整えましょう。

OKポイント

ショート丈のトップスは、着るだけで1/3以下のバランスになる場合が多いため、簡単に脚長効果が得られます。

着丈が長いトップスの場合は、裾をボトムスにタックインをしてコンパクトにまとめましょう。生地が分厚くてインできない場合は、前だけインでも効果があるため、ぜひ試してみてください。

また、高いウエスト位置で切り替えの入ったペプラムトップスは、ウエストのくびれた部分までがトップスとして認識されるおすすめアイテム。上品で大人世代も挑戦しやすいですよ。

オーバーサイズのトップスを着たい場合は、アウターで取り入れましょう！インナーを1/3のバランスに抑えていれば、オーバーサイズのアウターを着ても脚長効果は継続されます♪

NGポイント

トップスがボトムスの1/2以上になってしまうと、足が短く見えるだけではなく、野暮ったい印象になってしまいます。中途半端な丈感のトップスは、ボトムスにタックインをするか、避けたほうが無難です。

タックインできないような厚手のニットやスウェットなどの場合は、高めの位置でブラウジングしてウエストにポイントを作ると、短足見えを回避できますよ。

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厚手でインが難しい場合は、前だけインでも効果がありますよ！

【トップス】脚長効果・短足カバーにおすすめのコーデ

トップスの丈感を重視した、おすすめの脚長コーデをご紹介します。

白のTシャツをグリーンのパンツにタックインをして、レオパードスカーフで視線を集めたシンプルコーデ

ホワイトのTシャツは、浅めのクルーネックと短めの袖が、シンプルながらもきれいな印象に見せてくれます。パンツのウエストにはタックが施されているため、Tシャツの裾をタックインしても、生地がもたつかず下半身がスッキリとした印象に。

首にはレオパード柄のスカーフを巻くことで、シンプルなコーディネートをレディライクにアップデート。視線を下半身から逸らし、自然に顔周りへ誘導する効果もあって一石二鳥です◎

足元にはサンダルを合わせて脚の甲を見せることで、脚長効果をプラスしています。

黒のハイネックニットで重心を上げて、茶系のチェック柄パンツとボアジャケットを合わせた冬コーデ

タートルネックは、首元を覆うことで重心を引き上げる効果が期待できるアイテム。色はブラックを選べば、どんなコーディネートとも合わせやすく着回し力も抜群です！チェック柄のストレートパンツにタックインをして、上半身をさらにコンパクトな印象に。

ざっくりと羽織ったブラウンのボアブルゾンは、タックインをした腰回りをカバーしてくれます。ボリューム感があって目を惹くので、脚の短さから目を逸らす効果も期待できますよ。

小物にはタートルネックと同じブラックをチョイスして、コーディネートに統一感を与えています。

白のニットをピンクベージュのパンツに前だけインをしてベージュの小物を合わせた、大人のアンニュイコーデ

ボリュームのあるニットの裾を「前だけイン」をして、ニットのルーズなシルエットは残しつつも、コンパクトにまとめています。ボートネックの首元が重心を引き上げて、上半身が引き締まった印象に。

ニュアンスカラーのボトムスは、落ち感のあるきれいなストレートパンツ。フルレングスの裾からのぞくパンプスにはヌーディーなベージュをチョイスすることで、足元に抜け感を与えて下半身を長く見せています。

耳元でさりげなく揺れるパールのピアスや、トップに作ったお団子ヘアも、視線を上へと誘導できておすすめです。アンニュイな雰囲気が出せますよ◎

オレンジ色にっとに白のTシャツを重ね着して、ラフなデニムパンツと合わせたカジュアルコーデ

ショート丈トップスのインナーにカットソーをレイヤードしたスタイルは、トップスインが苦手な方にもおすすめです！

オレンジ色のケーブルニットが鮮やかに目を惹いて、ニットの裾ライン＝ウエスト位置と錯覚することで、腰の位置を高く・脚を長く魅せる効果がありますよ。ニットの下にレイヤードするカットソーは、シンプルにすることがポイントです。

ボトムスにはラフなグレーのデニムを合わせてリラクシーな印象に。身長をアップさせるため、シューズにはヒールブーツを合わせています。ホワイトを選ぶことで、足元が重くならずにスッキリとした印象にまとめています。

【パンツ編】足が短い人の着こなしポイント

【パンツ】足が短い人のアイテム選びのコツ

パンツを選ぶ際には、お尻の位置が分かりにくく、脚の付け根が見えないシルエットを意識したいですが、一番重要視したいのは「縦長のライン」です！

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縦長のラインを作って脚を長く腰高に見せることで、スッキリとした下半身を目指しましょう。

OKポイント

パンツの中央に折り目が入ったセンタープレスパンツは、ウエストから裾までまっすぐ伸びたラインが脚をスマートに見せるポイントです。

セミフレアーなシルエットも脚のラインを美しく形作り、美脚へ導いてくれますよ。できるだけ股上が深いアイテムを選ぶと、ウエスト位置が上がって足が長く見えます。

最近では、バックポケットの位置が高めにデザインされていて、お尻の位置が高く見える嬉しいパンツも発売されています。ぜひワードローブに加えてみてください◎

NGポイント

ローライズパンツは、腰の位置を下げてしまい、短足見えに拍車がかかるアイテム。大人世代が着ると古い印象を与えてしまうため、避けたほうがベターです！

裾に向かって細くなるシルエットのパンツも、脚の短さを強調するので注意しましょう。裾は広いほうが、足元に解放感が生まれて縦長に見せられます。ヒールも履きやすいですよ◎

また、アンクル丈のパンツは、下半身のカラーが分断されてしまいます。色の分断を最小限に抑えるため、ソックスが見えないように気を付けましょう。

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アンクル丈を履く時は、脚の甲が見えるシューズやヒールのあるシューズを選ぶと、脚を長く見せられますよ。

【パンツ】脚長効果・短足カバーにおすすめのコーデ

「縦長のライン」を意識して脚長を叶えた、おすすめのコーデをご紹介します。

ブルーのセンタープレスパンツに黒タンクトップをタックイン！白シャツの斜め掛けがポイントのワンマイルコーデ

ほどよいワイド感とセンタープレスが脚長効果抜群なブルーのパンツは、股上が深めなデザインで、大人世代の下半身を包み込んですっきりと見せています。

トップスには、細見え効果のあるシンプルなボックスシルエットのノースリーブカットソー。袖口部分の真っすぐなラインが、二の腕だけではなく全身の縦の印象を強めてくれますよ。

肩から巻いたホワイトのシャツが、シンプルなスタイルのアクセントになっています。バッグにはシャツと同じホワイトのハンドバッグを合わせれば、シンプルかつこなれ感のあるコーディネートに◎

ハイウエストのサロペットにＴシャツを合わせてクリア小物をプラスした、大人可愛いパンツスタイル

ハイウエストのサロペットは、ほどよくワイドなシルエットと、細いストラップが脚長効果抜群のアイテムです！

パンツに主張があるため、トップスはシンプルにホワイトのTシャツをオン。裾をインする着こなしが苦手な方でも、サロペットパンツであれば自然にタックインができておすすめです。

足元にはクリアサンダルを履いて脚の甲を見せることで、脚をさらに長く見せています。バッグもクリア素材で統一すると、まとまりのあるコーディネートになりますよ。

デニムのハイウエストパンツにビタミンカラーのTシャツの組み合わせを、スカーフで格上げした、アクティブコーデ

明るい色使いが目を惹く、夏らしい色使いのコーディネート。

ハイウエストのデニムパンツは、脚を長く見せる効果はもちろん、アクティブで旬な雰囲気を演出してくれます。ジャストな丈感が視線を分断せず、すらりとした印象に。

ハイウエストのパンツを履くときは、タックインできるトップスを選ぶのが正解です◎コンパクトなカットソーは、鮮やかなイエローが視線を上半身へと誘導してくれます。

首元に巻いた上品なスカーフやリングの重ね付けなど、個性のある小物をプラスすると、カジュアルさが軽減されて大人らしく仕上がります！

ベージュのパイピングコートからキャメルのハイウエストパンツをチラ見せした脚長コーデ

ロングアウターを着る場合、前を開けてハイウエストのラインを見せると足長効果バツグンです！

裾が広がったフレアシルエットのパンツは裾が広いため、ブーツを履いても足元が窮屈になりません。また、センタープレス入りで縦のラインを際立たせています。

トップスには重心を上げる首元の詰まったニットを合わせて、さらに上半身をコンパクトな印象に。小物にコートのパイピングと同じブラックを合わせれば、統一感が出て、コーディネートがスタイリッシュにまとまります。

【スカート編】足が短い人の着こなしポイント

【スカート】足が短い人のアイテム選びのコツ

スカートは、股の付け根やお尻の位置が見えないため、脚の長さがわかりにくく、足が短い方には便利な存在です。

スカートを選ぶときは、シルエットに腰やお尻の位置が響かないアイテムを意識しましょう！

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コーデを組むときは、足元のカラーの分断を抑えるように注意をしてくださいね◎

OKポイント

腰回りにギャザーやタックが施されたフレアスカートは、着用したときの立体感によってお尻位置が分かりにくいアイテム。さらにハイウエストなアイテムを選ぶと、ウエスト位置が上がって脚長効果も狙えます。

ただし、フレアスカートでも着丈がひざ上の場合は、脚全体の形が想像できてしまい、脚の短さが分かってしまう恐れがあります。ひざよりも長い着丈を選びましょう！

NGポイント

身体のラインにフィットするタイトスカートは、腰やお尻の位置が分かって脚の短さが目立ってしまいます。どうしても着用したい場合は、アウターを重ねるか、オーバーサイズのトップスで腰回りを覆うコーディネートがおすすめです。

【スカート】脚長効果・短足カバーにおすすめのコーデ

スカートが腰のラインをカバーして、脚を長く魅せるコーディネートをご紹介します！どのスカートもふわりと広がるシルエットですが、着こなし次第でさまざまな表情を見せてくれます。

白シャツ＋白小物にグリーンのプリーツスカートが映える、オフィスカジュアル

ホワイト×グリーンのカラーがフェミニンさを演出する、上品なオフィスコーデです。

グリーンのプリーツスカートは、プリーツの縦のラインが脚長効果の秘訣。くるぶしが見える丈感が、さらに脚を細長く印象付けます。ハイウエスト気味に履いてトップスのシャツをインすることで、さらにスタイルアップ効果を高められます。

パンプスには、しっかりと足の甲が見えるデザインをチョイス。ローヒールながらも、脚の長さを強調しています。高級感のあるハンドバッグを合わせて、大人の印象に。

ストライプのボリュームスリーブブラウスにヌーディーなサテンスカートを合わせた大人可愛いコーデ

爽やかな甘さが上品な、春におすすめのコーディネート。

ふんわりとしたサテンのスカートは、腰回りから上品に広がって、腰の位置を目立たせません。動くたびにサテンの生地に光沢感が加わって、立体感を与えてくれます。

カラーはヌーディーなベージュを選ぶことで、裾から見える素脚の色とつながって、脚を長く演出できます。シューズはシルバーのサンダルで、足元にさらに抜け感をプラス。

トップスにはボリューム感のあるブラウスを合わせて前だけインをすることで、視線を上へと誘導しています。ストライプ柄がコーデ全体を縦長な印象へ導いて、甘すぎない大人可愛いスタイルに仕上がっています。

紫のティアードスカートが主役！黒のロゴTシャツとクリアサンダルをさらりと合わせたカジュアルコーデ

ボリューム感のあるティアードスカートをTシャツで、カジュアルダウンさせたコーディネート。

ティアードスカートは、ハイウエスト気味に履くことで脚長効果を得られるアイテム。春夏は重たくなりがちなデザインですが、足元に透け感のある素材を選べば、軽やかで足元に抜け感をプラスできますよ。

シューズにはクリアなデザインのミュールを合わせれば、下半身の面積がさらに縦長な印象に。

スカートがドラマチックな分、トップスはスポーティーなTシャツをオン。甘辛具合が大人にもちょうどいいバランスに仕上がります。

黒のハイネックニットに白のマーメイドスカートコートを合わせた、モノトーンのきれいめスタイル

フェミニンなホワイトの総レーススカートは、トップスにブラックを合わせることでウエスト位置がはっきりとして、腰を高く見せてくれます。

トップスは視線を上げてくれるハイネックニット。上半身をコンパクトにまとめるため、裾はスカートにインしています。アウターを羽織れば、ウエストを出すことに抵抗がある方でも安心です。コートのネックラインのVカットが、Xラインを描いてコーデにメリハリを付けてくれる効果も。

下半身の視線の分断を最小限に抑えるため、ブーツは肌が見えない長さを選ぶのがコツ◎全身の配色をモノトーンでまとめれば、シックなきれいめフェミニンスタイルの完成です！

【ワンピース編】足が短い人の着こなしポイント

【ワンピース】足が短い人のアイテム選びのコツ

ワンピースは、着用したときのウエスト位置を高めに見せると、脚を長く見せられます。とくに、Xラインを意識して取り入れることがスタイルアップのコツ。

EMI

シルエットにメリハリを付けて、視線を上へと誘導しましょう！

OKポイント

高い位置でウエストマークされたデザインは、重心を上げて脚を長く見せられます。スカートの部分はエアリーに広がるフレアなシルエットを選ぶと、腰やヒップのラインを覆ってくれるのでおすすめです！

襟元は、首の詰まっているデザインを選びましょう。重心が上がって全身のバランスが良くなります。

ウエストマークがないワンピースを着る場合は、ベルトでブラウジングしてウエストを絞ることで、メリハリがついて寸胴な印象を払拭できますよ。

NGポイント

下半身のボディラインがしっかり出るような、シルエットがタイトなワンピースは、腰の位置が分かって脚の短さが際立ってしまうので避けたほうがベターです。

襟元は、首回りが大きく開いていると間延びした印象になり、実際よりも胴が長く感じてしまいます。とくに、深いVネックやUネックには注意しましょう！

また、履いたときにひざが見えると、ひざの位置から脚の短さを想像できてしまう恐れも…。ひざが隠れる丈のアイテムを選ぶか、パンツを重ねてひざの位置が特定できないように工夫をしましょう。

【ワンピース】脚長効果・短足カバーにおすすめのコーデ

シルエットにメリハリを付けて脚の短さをカバーした、ワンピースのコーディネートを紹介していきます！

IラインのTシャツワンピースをブラウジングして、スキニーデニムとハットでラフさを軽減したお出かけスタイル

シンプルなIラインのワンピースは、スタイルバランスの重心を上げる首の詰まったクルーネック。

ハイウエストでブラウジングをしてXラインを作り出すことで、腰の位置を高く見せています。

Tシャツ生地のワンピースを着る場合、大人世代にはラフすぎてしまいがちです。ボトムスにスキニーパンツを重ね着すると、ワンピース1枚で着るよりもラフさが軽減されて、おしゃれ度が上がりますよ◎

ハットをかぶって、顔回りへと視線を誘導。ネックレスやリングなどのアクセサリーをシルバーでまとめることで、カジュアルさをキープしつつもセンスの良い印象に仕上げています。足元のクリアなサンダルは、素肌と一体化してさらに脚長効果が期待できますよ♪

ネイビーの小花柄ワンピースにデニムジャケットを羽織ってサンダルを合わせた、こなれスタイル

デニムジャケットをルーズに羽織った、こなれ感たっぷりのワンピースコーデ。

フェミニンな小花柄のワンピースは、ウエストがマークされたデザイン。裾に向かって広がるシルエットで下半身の身体のラインが響かず、すらりと美脚見えします。

アウターは、着物のように襟を抜いて羽織ることで、ショートジャケットのような印象を与えます。ウエストラインが上がってスタイルアップ効果が期待できますよ。

カーキのシャツワンピースに黒のプリーツスカートを履いてベルトで引き締めた、モード風コーデ

カジュアルな雰囲気のカーキ色のシャツワンピースは、ベルトを使って高い位置でブラウジングすることで、脚長効果はもちろん、モード感が加わってスタイリッシュな印象になります。シャツは第一ボタンを開けると知的な印象を与えられますよ。

ボトムスには透け感のあるプリーツスカートを重ねて裾から覗かせれば、シティライクでおしゃれ上級者の装いに◎

パイソン柄のパンプスやベージュのハンドバッグで、抜け感と女性らしさをプラスしています。

短足に関するQ＆A

どこからが短足なの？

股下比率は「股下÷身長×100」で算出できます。日本人の股下比率の平均値は、男性45％・女性44％です。股下比率の数値が高ければ脚が長く、低ければ脚が短いということになります。日本で活躍している女性モデルの股下比率は、50％前後です。

44%以下だと「平均より足が短い」ということになりますが、脚の形や太さで印象は随分と変わるもの。コーディネートやヒールでも充分にカバーできるので、数字にとらわれず自信を持ってファッションを楽しんでくださいね！

低身長で短足です…どんなコーデなら似合いますか？

足だけではなく身長も小柄な方の場合は、全体的に野暮ったく見えてしまいがち。

スタイルを良くみせるには「コンパクトな上半身＋縦長の下半身」を意識しましょう！トップスはショート丈を選ぶか、ボトムスへのタックインがマストです。

ボトムスは落ち感のある生地を選ぶと、全身がすっきりと縦長に見えますよ。パンツの場合は、履いたときに生地がもたつかないように、お直しをして着丈をジャストサイズに合わせましょう。

視線を上げるため、お顔周りにイヤリングやネックレスを添えたり、お団子ヘアにするのもおすすめです◎

ぽっちゃり短足に合うパンツはなに？

脚の短さだけではなく脚の横幅も気になる場合は、下半身のラインが響かないワイドパンツがおすすめです。

体型カバーできるだけではなく、さまざまなデザインが揃っていることも魅力で、たとえばセンタープレス入りならきれいめに、デニム生地ならカジュアルに…とイメージによって履き分けもできます。

シューズにはヒールを履いて身長を縦に盛ると、さらに脚を細長く見せられますよ◎