体型のお悩みはさまざまありますが、そんな中でも”首が短くて洋服選びがむずしい”と色んなコーデを諦めてしまっていませんか?ちょっとしたアイテムの選び方や着こなしポイントをおさえれば、意外とかんたんに似合うスタイリングが叶うんです♪

今回は「首が短くてコーデのバランスをとるのが難しい」という悩める大人女子のために、おすすめのアイテムから着こなしのコツまで徹底解説!






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首が短く見えてしまう理由とその原因

顔の印象を左右する首の長さ。特に、首が短いというお悩みは、男女ともにコンプレックスを抱える人が多いのではないでしょうか。
- 顔が大きく見える
- 似合う髪型がわからない
- 首元が詰まった服が似合わない
- 太って見える
首の短さは生まれつきだから仕方がないとあきらめてはいけません。実は首の長さは、人によって大きな差はないと言われています。
なぜ首が短い人と長い人がいるのか、その理由は顔の大きさ、肩幅、筋肉のつき方、姿勢などによって見え方が変わってくるからです。
首が短い人の傾向と特徴
首が短い人は、骨格診断ではストレートタイプに分類される傾向があります。
骨格ストレートの特徴は、首から肩のラインにメリハリがある骨格です。肩幅が広く、僧帽筋に筋肉がつきやすいため、首が太く短く見えやすいのです。
首が長い人の傾向と特徴
反対に首が長い傾向がある骨格ウェーブの人の特徴は、上半身に筋肉がつきづらく華奢でなで肩です。
年々首が短く見える…。その理由は?
さらに、注意してほしいポイントは、姿勢の悪さも首を短くみせているということです。万年肩こりを感じるという人は、筋肉のハリやコリから猫背になり、首が前に出てくるので短く見えてしまいます。
長時間のスマホやパソコン画面の操作でおこるストレートネックも問題です。ストレートネックは肩が上がってくるため、これも首を短く見せてしまう原因になります。
太ったわけでもないのに年々首が短くなってきた気がすると思う人は、姿勢の悪さからきているかもしれません。

まずは姿勢を改善し、身近なことから見直すのも大事ですね。
ちょっとした着こなしの工夫でカバー可能!
このように首が短く見える原因は、首そのものの長さではなく、その周囲の骨格や筋肉が関係しているというわけです。それなら、コーディネートを工夫することで悩みを少しでも解消できるはず。
今回は骨格診断ストレートタイプの人の傾向や特徴を踏まえ、首の短い人が似合う服、似合わない服とおすすめのコーディネートを解説していきます。
首が短い人のNGアイテムは?

首の短さを強調してしまうNGアイテムを3つご紹介します。NGだからとあきらめず、上手にカバーする着こなし術も解説しますので参考にしてみてください。
ハイネックやモックネックが似合わない…

首の短さを強調させてしまうハイネックやモックネック。首が見えず襟の上に、顔がのっているかのように見えてしまう残念な結果に。おまけに首にフィットする形なので、首の太さがくっきりと浮かびあがってしまいます。
同じように首を隠すタートルネックもありますが、全部を覆うタートルと違い中途半端に首が見切れてしまうハイネックやモックネックのほうが印象が悪くなります。
さらに顔の大きさをカバーしようと、ロングヘアで髪を下してしまうと顔回りが詰まって垢抜けない印象に。

首が短い悩みの人が最も苦手とするアイテムですね。
羽織りものでVゾーンを!
首の短い人は、首元があいたトップスをおすすめされますが、そうは言っても寒い冬はどう過ごせばいいの?と思いますよね。
簡単に首回りがすっきり見える方法は、カーディガンやジャケットを羽織ってVゾーンをつくることです。Vネックは深いほど◎
苦手なハイネックやモックネックの上から羽織るだけで、V先が重心を下にさげてくれるので首元のつまりを緩和してくれます。
首元が詰まったシャツが似合わない…

2022年春夏から引き続き人気のバンドカラーシャツ。襟のないスタンドカラーシャツの一種で、台襟の低いタイプがバンドカラーと呼ばれているアイテム。
メンズから人気に火がつき、今やレディースでもさまざまなデザインが登場しています。
首にぴったり沿うバンドカラーが、首が太くて短い人には窮屈そうに見えてしまいがち。実際、第一ボタンをとめると苦しいという人も多く好き嫌いの別れるアイテムです。

バンドカラーシャツの他に、襟付きシャツのボタンを上までとめたり、スタンドカラーのブラウスも首が短く見えるNGアイテムです。
羽織る・ボタンをはずすことで着こなせる
骨格ストレートは、僧帽筋が発達しているのに加えて、胸の位置が高くボリュームが大きいことも特徴。すべてのシャツのボタンをしめてしまうと、ムチムチした上半身が悪目立ちしてしまいます。
バンドカラーや襟付きシャツなら、第一ボタンはとめない、または軽いアウター感覚で前をあけて着用するのもおすすめ。デコルテを見せて、抜け感を作ることで着こなすことができます。
オフショルダーは似合わない…?

首元があいた服ならすべてOKかといえば、そうではないのが難しいところ。
オフショルダーは首から肩の部分を全面的に露出します。僧帽筋のたくましさや、発達した肩まわりがすべてあらわになり、逆に上半身の厚みを強調することになってしまうのです。
しかしオフショルダーでも、自分でネックラインの広さや開き方を調整できるタイプがあります。全面的な肩だしは避けるが、デコルテは全部見せるくらいの大胆な襟あきぐらいにアレンジすると似合うアイテムに変わります。
似合う?似合わない?首が短い人におすすめのアイテム


次に首が短い人におすすめのアイテムを5つご紹介します。

実は、首から肩回りをすっきり見せる襟の形があるんです。
おすすめ1.Vネック

首が短い人に最もおすすめなのがVネック。首の短さと胸元の厚みは隠すと余計に目立つので、あけてすっきり見せることで小顔効果も期待できます。下にV先をつくることで、コーディネート全体の重心をさげてくれます。
骨格ストレートはハリのある肌質なので、鎖骨が骨っぽくなく適度な肌の露出が健康的に見えるので印象がアップします。

デコルテがきれいに見える深さのVネックがよく似合いますよ♪
おすすめ2.スキッパーカラー

スキッパーカラーとは、シャツ襟の一種でVネックに襟がついたものです。シャツは、自分でボタンをとめる位置を調整してあきをつくりますが、スキッパーならはじめからVの形に設計されているのでVネックと同じ感覚で着ることができます。
シャツのメンズっぽさとブラウスのフェミニンさの良いところを併せもったアイテムです。

シャツ地なので、ニットのVネックよりきちんと感が増します。
おすすめ3.ボートネック

襟の形もトレンドがある中、変わらず人気があり定番化されているのがボートネック。船底を思わせるカーブラインが特徴です。
ボートネックは、骨格診断ストレート、ウェーブ、ナチュラルとすべてのタイプに似合う万能な形。程よくあいた襟元が、首から鎖骨にかけてのネックラインをきれいに見せてくれます。
カジュアルな服でもフォーマルな服でも、どちらでも対応できるネックラインなところも高ポイント。
首が短くて太いのが気になる骨格ストレートには、鎖骨がきれいに出るくらいのやや深めのタイプがおすすめです。

襟の形に悩んだら、ボートネックを選んでおけば失敗がありませんよ♪
おすすめ4.オフショルダー

ネックラインの広さや開き方で、似合う似合わないがはっきり別れるオフショルダー。着方によっては、首から肩回りが膨張して見えるので注意が必要です。
似合うオフショルダーのイメージは広めのボートネック。鎖骨は思いっきり全部見せるのが首をすらっと見せるポイント。肩は半分くらいにかかる程度で肩幅の位置を曖昧にさせるとバランスがとれます。
首から肩のパーツを、不要な部分を隠して必要な部分だけを出すというトリミング作業のように、自分でベストバランスを探ってみるのもおすすめです。
おすすめ5.パーカー

パーカーは、かぶりのプルオーバータイプより前ファスナーで羽織れるほうがおすすめ。前をあけてVゾーンをつくればすっきり見えます。フード回りが大きいほうが顔を小さく見せてくれる効果も。
ですが生地が肉厚でフードのボリュームが多いと、首回りが覆われてしまい詰まった印象になるので注意しましょう。

パーカーを選ぶ際はなるべく薄手で、フードのボリュームが少ないものを選べば失敗しにくいですよ。
首が短い人におすすめのコーデ


首を細く長く見せるコーディネートのテクニックをご紹介します。簡単に取り入れられるポイントばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
Vネックリブニットとチェックのペンシルスカートでつくる細見えコーデ

縦のIラインをつくって首を長くみせるコーディネートです。首元があいたVネックニットはリブ目でさらに縦のラインを強調。
コントラストのはっきりしたチェック柄のペンシルスカートで下に目線が集まるようにすれば、首元のつまりが解消されます。
黒白の大柄チェックのスカートをメインに、他のアイテムを淡いトーンであわせれば女性らしい雰囲気にまとまります。
ヒョウ柄スカーフで首を細く見せた、白T×デニムスカートのカジュアルコーデ

スカーフを巻いて重心を下にさげるのも覚えておきたいテクニック。スカーフやストールの巻物は、長めに巻くと首が長く見えます。
首元だけにボリュームがでるようなぐるぐる巻きは逆効果なので避けましょう。
白TシャツにAラインのデニムスカートだけではカジュアルすぎてしまいますが、インパクトのあるレオパード柄のスカーフとフレッシュグリーンのミュールをあわせることできれいめな印象に仕上がります。

モチーフのついたロングネックスでも、同様の効果がありますよ。
黒プリーツにラベンダーシャツのこなれ見え抜き襟コーデ

ノーカラーシャツなら、大胆に襟を抜きデコルテを見せて着るのがおすすめです。ドロップショルダーのオーバーサイズを選べば、ゆるっとしたシルエットと袖をまくってさりげないこなれ感をプラスして。
ふんわりラベンダーカラーが上半身の厚みを膨張させないように、他のアイテムを黒でまとめているのも成功のポイントです。

だらしなく見えないように、シャツはインしてコンパクトにまとめましょう。
ブルーカーデと、ベージュパーカーで作るダブルVゾーンのシンプルパンツスタイル

クルーネックカーディガンのボタンをはずして、小さなVあきをつくりその上にパーカーを羽織って大きくVゾーンを強調させるテクニックは簡単にマネできるのでおすすめ。
さらに、ブルゾンの襟を大きく横に開くことで小顔に見せることができます。インナーを鮮やかなブルーとブラックでコンパクトにまとめてベージュのアウターと色のメリハリをつけることで、顔の輪郭がはっきり浮き立ちます
黒のシンプルVニットとカーキのサイドプリーツスカートでつくる秋モードスタイル

黒のVネックニットに、カーキのロングスカートをあわせたコーディネート。スカートは、サイドからプリーツ切替がちら見えするモードなデザイン。
首の短さが気になる人は、気になるパーツから離れたところにポイントを作って、視線をそらすテクニックも有効。
Iラインを作りたい時は、ボトムはハリ感のある素材のほうが広がらずシャープな印象になります。

サイドのプリーツが縦ラインをつくってくれるので全体的に細見えします。
冬のコートスタイルは、ホワイト深V×黒タートル×レーススカートですっきり見え

重ね着で首元がつまりやすい冬のおしゃれ。おすすめはVあきのコートです。深めのVゾーンなら苦手なタートルネックを重ねてもすっきり見せてくれます。
タートルネックを着る時は、ロングヘアはまとめてコンパクトに。ショートやボブヘアなら軽さがでてバランスがとりやすくなります。
コートの中も着膨れて見えないようにレースのスカートをあわせて軽やかに。素材のメリハリをつけるとおしゃれ感がアップします。
【所有資格】
A・F・T 1級色彩コーディネーター(文部科学省認定 色彩能力検定 1級)
東京商工会議所2級カラーコーディネーター
日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー
日本パーソナルカラリスト協会 パーソナルカラー検定®2級
全国カラービジネス協会代表
日本色彩学会正会員
国際カラーデザイン協会 カラーデザインマスター
国際カラーデザイン協会 パーソナルスタイリスト
準パーソナルヘアカラー診断士