足は年齢と共に太りやすく、痩せにくくなるパーツ。足の太さが気になって下半身を隠すコーディネートをしているけれど、「足が太い人って結局何を履くのが正解なの?」「マンネリ化してきたし似合わない気がする…」とお悩みの女性は意外と多いです。
気になるからといって足を隠すことに徹すると、どうしても垢抜けないコーデになってしまいがち。結論、どのボトムスを履く場合でも「全身のバランスを整える」を意識すれば、足の太さをカバーしつつ垢抜けたおしゃれな着こなしも楽しむことができます♪
全身のバランスを整える具体的なポイントを「太もも」「ふくらはぎ」「足首」の部位別に、アイテム選びから着こなしのコツ、お手本コーデまで徹底解説します!
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国際カラーデザイン協会 パーソナルスタイリスト
準パーソナルヘアカラー診断士
足の太さをカバー!細魅せする着こなしポイント
足を細く見せるために一番重要なのは「全身のバランスを整えること」です。
下半身のみにフォーカスするのではなく、身体全体のシルエットを整えると、足の太さが気にならなくなります。全身のバランスを整えるのに大切なポイントは次の2点です。
- 足から視線を逸らす
- 目の錯覚を利用して細長く見せる
この2つを意識すると、シルエットのバランスが整って洗練された細魅せが叶います。
具体的に、どのような方法があるかご紹介します。
1.なるべく上に視線を集める
足から一番離れた顔回りに視線を誘導して、足への注意を逸らす方法です。帽子やストールなど小物で視線を上に集めるのも、単純ですが効果は抜群です。
ボトムスを選ぶ際はハイウエストなデザインを選ぶと、全身の重心が上がり視線が自然と上半身へ移ります。脚長効果も期待できるので、背が低い方にもおすすめのアイテムです。
ハイウエストボトムスを履くときは、トップスの裾をインするのが鉄則!足が出るからといってトップスインをしないと、視線が下がり野暮ったくなってしまうので、大人世代の女性も思い切ってインをしてみてくださいね。
前側だけインをする方法でも足長効果がありますよ◎
2.シューズ選びを意識する
美脚効果を狙うには、ヒールのあるパンプスや厚底スニーカーを選びましょう。足に長さが出ると、目の錯覚で太さが気にならなくなります。パンプスの場合はヒールが細すぎると足の太さを強調してしまうので、ヒールの太さは2cmほどがおすすめです。
ダッドスニーカーやボリュームスニーカーと呼ばれる厚底スニーカーは足長効果が期待できるほか、見た目に重量感があることでコーデにメリハリがつき、足をほっそりと印象付けられます。
若者向けのイメージがあるかもしれませんが、白や黒など落ち着いた色味を選べば、大人世代でもしっくりと馴染みます。
ローヒールのスニーカーはジャストサイズよりも1cm〜1.5cmほど大きなサイズを選ぶと、足元にボリュームが出るので、相対的に足をほっそり見せる効果がありますよ。
3.足首を見せる
ボトムスと靴の間から足首を見せると、足全体が細く見えます。これは、見える部分から隠れている部分を想像するという脳の錯覚によるもので、このテクニックを利用すると、細い足首(見える部分)から、足全体(隠れた部分)を想像して、足全体が細く見えるという嬉しい効果があります。
足首の中でも特にくるぶしは、骨感があり足首に陰影がうまれるため、積極的に見せていきましょう!パンツの場合はアンクル丈を選ぶか、長い場合はロールアップをして履くのがおすすめ。足首に向かって細くなるシルエットのクロップドパンツも細見え効果があります。
大人世代の女性がロールアップをして履く場合は、折り目を2cmほどの細め幅にすると、キレイめでレディライクな雰囲気にまとまりますよ。
足首が見えるとパンツスタイルでも女性らしい印象になるので、ぜひ試してくださいね♪
4.足のラインより少しゆとりあるサイズ感
足のラインが隠せるからといって、大きすぎるシルエットのボトムスを選ぶと、下半身がボリューム過多になり垢抜けない印象に…。特に大人の女性は、幼稚なイメージを与えてしまう恐れもあります。
パンツの場合もスカートの場合も、適度にゆとりあるアイテムを選びましょう。体型を拾いすぎず、シルエットがストンと落ちて縦長の印象を与えてくれますよ。
5.コーデにメリハリをつける
体型カバーのために上下とも同じボリューム感のアイテムを着ると、どうしても寸胴に見えてしまいがち。大人女子の寸胴コーデは、生活感があるように見えてしまうので気を付けましょう。
コーディネートを組む際はメリハリのあるYライン、Iライン、Xラインのシルエットを意識して、全身のどこかに細見えポイントを作るのがおすすめです!
上半身にボリュームを出すのがYライン、縦長シルエットのIライン、ウエストを締めてくびれを作るのがXラインです。
シルエット美人はスタイルアップの秘訣です。コーディネートに取り入れると、メリハリがついて下半身をほっそりと見せられますよ。
ファッションブランド選びに迷った際は、ぜひ一度チェックしてみてください♡
【太もも編】太ももが太い人の細魅せ・カバーのコツ
足の中で1番太い部分である太もも。足についてのお悩みでもっとも多いのが、「太ももが気になる…」というものです。
太ももをカバーするには、肉感を拾わないボトムスを選ぶのがポイント。タック入りパンツも、もも周りに立体感がでてピッタリしないのでおすすめです。
ここでは、太ももを気にする方に向けた着こなしのコツをご紹介します。
コーディネートに合わせてボトムスの種類も選びましょう。
長めのトップスと合わせて太ももをカバー
丈の長いトップスで物理的に太ももを隠す方法です。チュニックなど、トップスの着丈が太ももの途中で止まっているアイテムだと、下半身が中途半端に強調されて太って見えてしまうため、膝が隠れる程度の長さをおすすめします。
ボトムスには、トップスよりも更に丈の長いパンツをレイヤードしましょう。シルエットにラインがひびかないように、細身で柔らかいパンツを選ぶのがコツです。
細い足首を見せてメリハリをつける
足の中で1番細い部分である足首を見せる着こなしは、太ももが気になる方には必須のテクニックです!
ショートブーツやハイカットスニーカーなどの足首が隠れる靴の場合も、ふくらはぎが見えない程度に足を出すボトムスの方が、細見えして垢抜けた印象になりますよ。
ワイドパンツなど、どうしてもロールアップできないボトムスの場合はウエストを締めて、シルエットにメリハリをつけましょう。ハイウエストのパンツだと脚長効果もあるのでおすすめです。
太ももが太くてもスキニーパンツを履くには?
スキニーパンツの生地が柔らかいと身体にフィットしてしまい、太もも外側のふっくら感が出てしまいます。
スキニーを選ぶ際はストレッチが効いた素材よりも、硬めでハリのある素材の方が、太ももをしっかりと着圧してくれるのでおすすめです。
色は黒や濃いインディゴなどの収縮色を選ぶと、大人っぽくまとまる上に、細見え効果もあります。
コーディネートする際は上半身にボリュームを出すYラインのシルエットを意識しましょう!上下の対比によって、痩せ見えします◎
足全体を見せることに抵抗がある方は、カーディガンを羽織るなどして、太ももの外側を自然に覆う方法もおすすめですよ。
【太もも編】太ももの細魅せ・カバーにおすすめのコーデ
ここからは太ももをほっそりと魅せるコツを取り入れた実際のコーデをご紹介します。ぜひ毎日のコーデの参考にしてください。
赤いパンプスを差し色にした、タートルニットとデニムパンツで作るデイリーコーデ
グレーのニットは、シンプルながらもボリューム感のあるタートルネックなので、自然と視線を顔回りへと誘導します。斜め掛けにしたショルダーバッグも視線を下半身から逸らす大きなポイント。
アウターをあえてゆったりと羽織ることで上半身が大きく見え、自然とYラインを意識したコーディネートに。
細身のデニムパンツはロールアップをして足首を出すことで足全体を華奢に見せています。
目を引く赤色のパンプスがシンプルなコーディネートの差し色となって、大人のおしゃれ感をアップさせています。
ラベンダーカラーのスウェットにシャツをレイヤード。リラックス感のある大人カジュアル
アンニュイな印象のラベンダーカラーのスウェットのインナーから、シャツを重ねて裾と袖口から覗かせることで大人らしいこなれた着こなしに。袖はラフにまくって細い手首を出しています。ラフになりすぎないように腕時計やリングをさりげなく身に着けているのもポイントです。
スキニーパンツの裾はロールアップをして足首を見せ、スニーカーには白色を選ぶことで、足首から足にかけて抜け感を出し、足を長く細く見せています。
スウェットシャツとスキニーパンツの組み合わせは部屋着っぽくになりがちですが、小ワザを効かせることで、スキニーパンツをすっきりと履きこなした大人カジュアルスタイルに。
ライトなカラーで爽やかにまとめた、センタープレスパンツとスウェットのシンプルスタイル
太って見えがちなホワイトベースのアイテムをすっきりとまとめた、爽やかなコーディネート。
パンツの中央に折り目のついたセンタープレスパンツは、足のラインを縦長に綺麗に見せる効果があります。フォーマルウエアにも取り入れられているデザインなので、コーディネートにきちんと感を出すことができ、大人世代にもおすすめのアイテムです。膨張色であるパステルカラーを選んでも、足をほっそりと見せてくれますよ。
ウエスト部分にタックが入っていることにより、パンツサイズに余裕があるように見えるのもポイント。足元は厚底スニーカーを合わせてボリュームを出し、コーディネートのバランスを取っています。動くと足首がチラ見えして、更に軽やかさが増しますよ◎
黒のペンシルスカートにTシャツをインしてデニムジャケットを羽織ったスポーティーな細見えコーデ
全身を細くスタイリッシュに見せるIラインシルエットのコーディネートです。足首が見えるアンクル丈のペンシルスカートは、足の肉感を拾いすぎない厚手の生地。ハイウエストなので、足長効果も抜群。インナーはスカートにインをするのがスタイルアップのポイントです。
肩のラインが落ちたデニムジャケットはリラックス感のあるシルエットですが、袖を折って手首を見せることで華奢さをアピールしています。
カジュアルなスタイリングは、インディゴカラーやブラックなど、ダークな色味をメインにすることで、大人らしい印象になりますよ。
シャツワンピースからデニムパンツを覗かせた、軽やかなレイヤードスタイル
膝丈のシャツワンピースで気になる足全体を覆いつつも、スリットによって動きを出して軽やかさを出しています。
ウエストを上の方でキュッと絞ったXラインのシルエットにすることで、メリハリがあって女性らしい印象に。
襟元のボタンを開けて首まわりを見せることで目線を上半身へ誘導しています。パンツの裾はロールアップして、襟元と足元の2箇所で抜け感を作ることで、重くなりがちなレイヤードスタイルをすっきりと着こなしています。
【ふくらはぎ編】ふくらはぎが太い人の細魅せ・カバーのコツ
過去にスポーツをやっていたり、筋肉質な体型の方に多いのが、ふくらはぎが太くて洋服が似合わないというお悩みです。
ふくらはぎが太いという方は、膝と足首がキュッと引き締まり、筋肉の膨らみによってふくらはぎが目立っている場合が多くあります。この体型を活かして引き締まった膝と足首をアピールすることで、細魅せを叶えましょう。
ふくらはぎにゆとりのあるデザインを選ぶ
ふくらはぎが気になる大人世代の女性におすすめしたいのは、セミフレアパンツです。膝がくびれて裾に向かって広がるシルエットで、足を長くシャープに、大人らしく見せてくれますよ。
ストレートパンツやボーイフレンドデニムなども、ストンと落ちてふくらはぎの膨らみを拾わないのでおすすめです。裾はロールアップして、引き締まった足首を見せて下さいね◎
反対に、足首に向けて細くなるテーパードパンツは、ふくらはぎがぴったりしすぎて足を太く見せてしまう可能性があるので、避けた方が安全です。どうしても履きたい場合は、購入前に試着をしてふくらはぎにゆとりがあることを確かめましょう。
くるぶし丈のスカートを選ぶ
スカートを選ぶ際は、くるぶし丈のものを選びましょう。ふくらはぎをカバーして、細い部分だけを見せられます。
シルエットはIラインやYラインを意識して、ペンシルスカートなど細めのアイテムを選ぶと大人っぽくまとまります。生地は肉感を拾わないデニムやチノ素材がおすすめです。
反対に注意したいのはミモレ丈です。ふくらはぎの1番太い部分で丈が止まってしまうため、足全体が太く見えてしまいます。
ミモレ丈を履く場合は、足を長く見せることを意識するのがベターです。足と同系色のヒールを選ぶと、足とヒールが繋がって見えて足が長く見える効果があります。たとえば黒のタイツに黒のパンプスを合わせたり、素足の場合はベージュのパンプスを選ぶと、スタイルアップしてミモレ丈も着こなせますよ。
ロングブーツでふくらはぎをカバー
ロングブーツを履いて、物質的にカバーする方法です。効果は抜群で、特にブラックやダークブラウンを選ぶと、足が引き締まって見えます。
ブーツは膝下丈のものを選べばキュッと締まった膝を見せられて、流行のハーフパンツも履きこなせます。
大人女子はあえてローヒールのブーツを選ぶと、こなれ感が出せますよ。ロングブーツ自体が格好いいアイテムなので、スタイリングする際はキメすぎないように抜け感を作るのがおすすめです。
ふくらはぎが太くてロングブーツが入らない時は?
ロングブーツが履きたいけれど、ふくらはぎが引っかかり入らないという方におすすめしたいアイテムは、ブーツの履き口がファスナーではなくゴムになっているロングブーツ。
ふくらはぎ回りが40cmや45cmのサイズに対応した、筒周りの大きなアイテムもあります。
ロングブーツが入らない…と、同じ悩みを持つ方は多いので、筒周りの大きなサイズもぜひ試してみて下さい。
【ふくらはぎ編】ふくらはぎの細魅せ・カバーにおすすめのコーデ
ふくらはぎが太い「ししゃも足」を華奢に魅せられる、おすすめのコーディネートをご紹介します。
ロングシャツとセミフレアパンツを合わせたクールなモノトーンコーデ
ふくらはぎをカバーするセミフレアパンツは、ウエスト位置が高めなのでスタイルアップ効果抜群です。
ウエストを見せるためにインナーの裾はオールインをして、ロングシャツをさらりと羽織れば、大人世代の女性が気になるヒップラインもカバーできますよ。
セミフレアパンツはロールアップができないので、代わりに袖口をロールアップしてほっそりとした手首を見せています。
カラーは全体的にモノトーン配色でまとめて落ち着いた印象に。足元は厚底スニーカーを合わせて高さとボリューム感をプラスすれば、クールで落ち着いたコーディネートの完成です。
ロングブーツを合わせてハーフパンツを考慮!華奢見せ上級者コーデ
トレンドのきれいめハーフパンツにTシャツを合わせて膝を見せ、ヘルシーな女性らしさをアピールしたコーデです。ロングブーツから引き締まった膝を見せることで、ふくらはぎもほっそりと見せています。
Tシャツの裾をウエストアウトしてしまうと、途端に少年のような印象になってしまうので、タックインをしてウエストラインを引き上げましょう。ひと手間でスタイリッシュな雰囲気になりますよ。
主張が控えめなノーカラーのシャツをざっくりと羽織ることで、コーディネートの雰囲気を壊すことなく腰回りをカバーしています。
ホワイトのボリュームニットとカーキのフレアパンツで作るナチュラルな秋コーデ
フレア加減がほどよいパンツは、ふくらはぎが目立たないことはもちろん、足をまっすぐきれいにみせてくれます。
ざっくりとしたケーブル編みニットとシューズには清潔感のあるホワイトを選び、裾を無造作にタックインすることで、ルーズだけれど清潔感のあるコーディネートに。大人世代のラフなコーデは、生活感が出ないように清潔感のあるホワイトがおすすめです。
ナチュラルなヘアスタイルも雰囲気にマッチして、絶妙なスタイリングに仕上がっています。
Iラインシルエットで大人見え!ケーブル編みニットにスエードスカートを合わせたワントーンコーデ
くるぶし丈のタイトスカートは秋冬らしいスエード素材。スリットが入っているので窮屈さを感じません。同系色のニットには模様が目を引くタートルネックを選んで、重心を上げ視線を上半身へと誘導しています。
大人らしい落ち着いたIラインのシルエットに、ウエストに裾の一部をタックインをしてポイントをつくることで、シルエットにXラインのようなメリハリを生み出し、スタイルの良さを引き立てています。
ストレートデニムで華奢見え!イエローのノースリーブトップスとホワイトの差し色で作る大人カジュアル
着用カットオフデニム/Pierrot(ピエロ) |
ハリがあるストレートデニムは、ふくらはぎの凹凸を拾わないストンとしたシルエット。丈は足首を見せるためにアンクル丈を選びましょう!足元にはサンダルを合わせて、引き締まった足首を強調しています。
肩に巻いたカーディガンは下半身から目を逸らす役割だけではなく、サンダルと色を合わせることでコーディネートにまとまりを出しています。
トップスにはビタミンカラーを選ぶと、顔回りが明るくなりアクティブな印象になりますよ。浅めのネックラインも、年齢が出やすいデコルテをカバーしてくれます。大人のデイリーカジュアルにぴったりな初夏のコーディネートです。
【足首】足首が太い人の細魅せ・カバーのコツ
「サリーちゃん足」ともよばれる、ひざ下から足首にかけてメリハリが少ない足。決して足全体が太いわけではないのに、メリハリのない体型に見られがちです。
足首が太くてお悩みの方は、今までご紹介してきた方法「足首を出す」というテクニックが使えずに悩んでしまいますよね。
もちろん「足首を出す」以外のアプローチ方法があります。ポイントをおさえて細魅せしましょう。
ボトムス選びのポイント
足首にお悩みの場合、マキシ丈のスカートやパンツで実質的に足首を隠してしまうのが1番簡単に細見えする方法。フリンジがついていたり、カットオフデニムなど裾に視線を散らせる装飾があるアイテムもおすすめです。
足首見せのテクニックで抜け感を出せない分、Xラインを心がけてウエストを締めるか、上半身に抜け感を作ることを心がけましょう。
シューズ選びのポイント
シューズにもひと工夫すると、ぐっとスタイルが良く見えます。足首が隠れるからといってハイカットスニーカーやショートブーツを選ぶと、余計に太さを強調してしまいがち…。
これは目の錯覚で、履き口のラインが直線的になっているシューズを履くと、履き口と足首の太さが同じに感じてしまうために起こります。
おすすめは、履き口が曲線的になっている厚底スニーカーやブーティー、暖かい季節はサンダルなど、足元にできるだけ抜け感を作れるアイテムです。
靴下合わせのポイント
靴下を履くと、足首に食い込んでしまったり、パツパツになってしまうという場合に試したいのが、靴下の履き口を内側に折り曲げて履く裏ワザ。折り曲げることで靴下の厚みが増し、サイズ感に余裕があるように見えます。
靴下を選ぶ際は、薄手でリブの細いタイプがおすすめ。リブの縦ラインが足首をキュッと引き締めてくれます。ほんのり光沢があると、素肌感が出て上品に見せられますよ。色はブラックやネイビーを選んでメリハリを出すのがおすすめです。
【足首編】足首の細魅せ・カバーにおすすめのコーデ
細魅せポイントを取り入れて足首をカバーしつつ、オシャレに仕上がるコーディネートをご紹介します。
フレンチスリーブTシャツにスカーフをONして、ハイウエストデニムを合わせた品のあるカジュアルコーデ
フレンチスリーブの鮮やかなトップスは、首元にスカーフを巻いて華やかにし、相手の視線を顔回りへと引き上げます。コーディネートのカラーパレットがフレッシュなので、スカーフはクラッシックなプリントを選んで、大人らしい上品さをプラス。
ややテーパード気味なハイウエストのデニムパンツは、足全体の肉感を拾わずストンと落ちてくれるので、足を細長く見せられます。
足首をカバーするために裾をロールアップしない分、パンツの丈はジャストサイズを選ぶか、長い場合は丈をお直しして履きましょう。
ジャストサイズのパンツを履くと、こだわりの雰囲気を感じられて、カジュアルなスタイリングでもおしゃれで品よく見えますよ。
ロングシャツの上からウエストマーク!Xラインで叶えるシンプルな足長コーデ
ロングシャツの上からウエストをマークして、Xラインのシルエットを作っています。本来のウエスト位置よりも少しだけ上の方でベルトを止めると、よりスタイルアップ効果がありますよ。
足首をカバーするためにボトムスはマキシ丈ですが、サンダルを履いて足の甲を見せると、抜け感がでます。サンダルを履ける季節は積極的に素足を見せていきましょう。
テラコッタのセットアップとシャンパンゴールドの組み合わせで作る上質なリラックススタイル
リラックス感あふれるリネン素材のセットアップは、大人世代の女性によく似合うテラコッタカラー。落ちついた印象を与えつつも、華やかでオシャレな雰囲気を演出してくれて、「体型カバーコーデ」のイメージは感じられません。
足をすっぽりと覆うワイドパンツは、タックが入っているので腰回りにふんわりと立体感を与え、下半身が気になる方でも履きこなすことがでるデザインです。足首はパンツで隠しつつ、シャンパンゴールドのサンダルで足元にヌーディーな印象を与えて抜け感を作っています。
パステルグリーンのブラウスをセンタープレスパンツにインをした、クリーンな春スタイル
着用Vカットブーティー/Pierrot(ピエロ) |
丸襟ブラウスとセンタープレス入りのワイドパンツの組み合わせが「きちんと感」を演出したコーディネート。パンツは足首に悩む方が苦手なアンクル丈ですが、スリット入りのブーティーを合わせて足元を引き締めることで、足首の太さをカバーしています。
ブーティーはバッグと同じブラックレザーを選ぶことで、パステルグリーンとアイボリーの優しいイメージに大人のスパイスを加えています。
サンダル+ソックスで足首をカバー!プリーツスカートにパーカーを羽織ったワンマイルコーデ
シアーなプリーツスカートは動くたびにひらひらと揺れて、足首の太さをカバーしてくれます。気になる足首をブーツで隠すのではなく、あえてソックス+サンダルを履くことで、スタイリングに軽やかさがプラスされています。サンダルだけで外出するにはまだ早い季節の変わり目にもおすすめのコーディネートです。
ボトムスがレディライクな分、トップスはTシャツにパーカーを重ねてリラックス感をプラス。
下半身に黒、上半身に白を持ってくると自然に白へと目が行くため、視線を足元から逸らせる効果もありますよ!
足が太い悩みに関するQ&A
- 足が太いけど出したいときはどうすれば?
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足を出したいという気持ちを尊重して、堂々と出していきましょう!やっぱり太いのが気になる…という時は、ヒールを履いて細長くみせたり、ピッタリすぎないミニ丈を選ぶと、足の太さが気になりません。
自身の体型に自信を持ってお腹や足を出している女性は、海外の方たちに多く見られます。海外女性の「マインド」を参考にして自分の好きなファッションを楽しむことが、格好よく見える一番のポイントですよ◎
- 足が太いってどこから?何センチか目安はある?
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足の太さは身長や足の形にも左右されるので、何センチから足が太いかという明確な基準はありませんが、理想のサイズは下記の数式から算出できます。
CheckPoint!- 理想の太もものサイズ:身長(cm)X0.3
- 理想のふくらはぎのサイズ:身長(cm)X0.2
- 理想の足首のサイズ:身長(cm)X0.12
たとえば身長が160cmの場合は、太もも周りが48cm以上あると太く見えてしまうことになりますが、実際は筋肉があり引き締まっていたり、全身のバランスが良く細く見えたりと個人によってさまざまです。
体重計に乗らないモデルさんも多いようで、数字はあくまでも目安です。理想サイズよりも太かったとしても、落ち込む必要は全くありません。
- 足が太く見えるスカートの丈は?
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足が太く見えるスカート丈は個人差があり、本人が「太いと感じているパーツの途中で止まる丈」が1番足を太く錯覚させます。
たとえば太ももが気になる方はミニ丈、ふくらはぎが気になる方はミモレ丈、といったように、それぞれの体型によって異なるため、まずはご自身の足のラインをじっくりと観察してみてくださいね。
- 足の太さをカバーする色は?
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一般的に収縮色と言われている寒色系のネイビーやダークグレー、黒を選ぶと下半身が引き締まって見えます。
他にも明度の低い「グレイッシュカラー」は、膨張を抑えつつも大人世代の女性に馴染む色合いなのでおすすめですよ◎
- 冬でも足首を出すのはあり?
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結論から申し上げると「あり」です。ただし冷え性なのに無理をしたり、明らかに寒そうに見えるコーディネートは控えた方が無難です。
お住まいの地域にもよりますが、東京の場合は真冬に足首が5cm以上見えると寒そうに感じてしまいます。
冬の場合はアウターによって上半身にボリュームが出る分、足首から1cm〜2cm素肌が覗くだけでも充分に抜け感を出せるので、無理なくおしゃれを楽しんでくださいね。
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